Part7は時間との勝負
Part7は時間との勝負です。いかに時間をかけずに問題と文章を読むかにすべてがかかっています。例えば、1問を解くのに文章を隅から隅まで読んでいては時間内の回答は無理です。答えがここら辺にあるだろうと目星を最初につける事で必要な情報だけをスキャニングするのに役に立ちます。
では、方法を見ていきます。
例として、以下のようにパラグラフ(段落)が構成されている場合で見ていきましょう。
A———————————————————————————————————————————————————————————————————————————————————————.
B———————————————————————————————————————————————————————————————————————————————————————.
C———————————————————————————————————————————————————————————————————————————————————————.
まず、文脈型問題と呼ばれるものがあります。問題の1問目によく出てくる概要把握しているかを問われます。概要を把握する為には最後まで文章を読む必要はありません。概要は最初のパラグラフ”A”(1段落目)を見ればわかります。メールの問題ならsubjectやメールの1文目、I’m writing to ~などのわかりやすく記載されています。深追いしていけないのは文脈型問題は概要だけを尋ねられてます。文章の最後の依頼やお願い、またはほかの不随する情報を問われているのではありません。
例として、1問目にWhat is the purpose of ~が出たら文脈型問題です。題名(Title)と最初のパラグラフ Aだけに注目してください。
2問目の回答は1問目に比べてより詳細を尋ねられてます。注目する箇所はパラグラフBです。パラグラフBに回答が見つからなかった場合のみ、パラグラフAの最後またはパラグラフCの冒頭のみ確認します。
3問目は何を依頼されているか、何を望んでいるか特典は何かが問題になることが多いです。パラグラフCのみに注目します。さらに細かくいうとパラグラフCの最後の文章に一番最初に注目します。メールの場合は最後に署名が来ますがそこは無視して大丈夫です。※署名でたまに重要な情報が出てきますが、会社の名前や役職(position)のみに注目します。
トリプルパッセージ問題でも考え方は同じ
文脈型問題は最初のパッセージの最初のパラグラフに注目します。
2問目~5問目までは、パッセージが多岐に渡りますが、基本的な考え方として、
- 2問目は最初のパッセージの中間~終わりまでを見る
- 3問目は2つ目のパッセージを見る
- 4問目は2つ目のパッセージの後半を見る
- 5問目は3つ目のパッセージを見る
上記の基本的な考えを基に回答が見当たらない場合その周辺を探します。
Part7でのスキャニングの箇所を絞るTipsでした!
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