Part5で頻出する前置詞と接続詞
Part5では前置詞か接続詞かの選択問題が必ず出てきます。この類の問題はパターン化されており慣れている人ほどラッキー問題だと考えているようです。知識があいまいだと無駄に時間をかけてしまうので、Part5では悩まず直観で解答する事をお勧めします。
まずは基本的な前置詞と接続詞の役割から振り返っていきましょう。
■前置詞は名詞が続く
Due to the heavy rain, the group had to postpone their trip.
The group had to postpone their trip due to the heavy rain.
※節の前に前置詞が置かれる場合、,(コンマ)で区切られます。Due toのような前置詞は群前置詞と呼ばれます。
■接続詞は節(S + V)が続く
Because it rained heavily, the group had to postpone their trip.
The group had to postpone their trip because it rained heavily.
※接続詞が文頭に置かれる場合、,(コンマ)で区切られます。
上記の通り、問題のブランクの後に節(主語+動詞)が続いていたら接続詞を選び、節がない場合は名詞を選ぶのが基本的なルールになります。この場合のDue toとBecauseは「~なので」の意味で同じように使われています。
では、よく出る前置詞と接続詞のパターンを見ていきます。
意味 | 前置詞 | 接続詞 |
~の間 | during | while |
~するとすぐに | upon | as soon as |
~にもかかわらず | in spite of, despite | although, though |
~なので | due to, because of, on account of, owing to | since, because, as |
■前置詞と接続詞の両方に使える単語
単語 | 前置詞 | 接続詞 |
since | ~からずっと(~以来) | SがVして以来 |
until | ~するまで | SがVするまで |
before | ~の前に | SがVする前に |
after | ~の後に | SがVした後に |
as | ~として | SがVするので |
than | ~よりも | SがVするよりも |
では簡単な問題を出していきます。答えは下の方にあります。
①_ his carrier as a division manager, he is willing to do some small tasks in the workplace. _
に入るのはIn spite of か althoughのどちらでしょうか?
次の問題ですが、ちょっとしたひねり問題です。
②_ being poor, he is definitely a honest and reliable man.
_に入るのはIn spite of か althoughのどちらでしょうか?
次の問題に行きます。
③_ fear that he would lose all his money, he never stopped gambling.
_に入るのはIn spite of か althoughのどちらでしょうか?
答えは全てIn spite ofです。
①名詞が続いているので前置詞を選びます。
②beingは動”名詞”の役割をしているので前置詞が正解です。
③fearの後にthat節が続いてますが、用法は同格と呼ばれるもので名詞をthat以下のS+Vが補足しています。「全てのお金を失う恐れがあるにも関わらず」という意味になります。あくまで主節(文のメイン)はhe never stopped gambling.です。
いかがでしたか?全問正解出来ましたでしょうか。①~③を正しく理解することで正解率は格段に上がります。
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Part5での前置詞か接続詞の選択問題での攻略法でした!
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